2018年1月18日 さわかみ投信(株)会議室
今日から第二ステージに入る。
7~8名のグループに分かれ、30分間グループディスカッションとする。
テーマは「塾でこれまで学んだこと」。
グループ発表
・共通することは、より遠くの未来をより具体的に考えるということ。
ビジネスモデルがうまくワークするから・・・ではなく、それが未来に役立つかどうか。
資産形成ができた後、何をしようかと考えること。
考え抜いた後に行動する・・・中途半端な考えだと動けない。
学んだことと実際の行動に乖離があることに気づかされた。
だからこそ、小さいことでも行動に移すことが必要だと感じた。
・深く考え行動することを学んだ。
将来はアナリストになりたい、長期投資を広めたいなどの未来が個々にある。
・行動することが大切、そのためにひたすら思考を巡らす。
実際にFMをやっているが、現場へ思考を巡らす視点を導入した。
投資と芸術の共通点という中で、実際にJAZZに行った。
社会課題を解決する物品小売店に行き、話を聞いてみた。
オペラやJAZZだけでなく、良いことの共通点は何かと考えることが大切だと感じた。
農業が好きだが、今後農業従事者が減ることを想定すると機械が大切なのかと仮説、
実際に農家さんに会い、ドイツの機械が良いということまで判明した。
・儲けることと社会を良くすることの順番を間違えてはいけない。
良いことをしたら儲かってしまう。
投資家を儲けさせるために会社があるわけではない。
応援する、評価する、良い会社に良いと言うことを大衆が行えば良くなる。
世間を見て個人レベルでは、良い会社のイメージはあるが投資には結びついて いない。
・良い会社のイメージが違う・・・運用者や会社経営者がいる当グループでは、
それぞれ見る角度が違うから。
経営者から見れば従業員と顧客の幸せが良い会社。
それだけでは投資対象ではない・・・と運用者、100年残らないと。
したがって答えがまとまらなかった。
音楽、芸術も良いと言われる・・・残っているから?感動を与えるから?
・投資と本質、投資と想いの一致が大変・・・思考訓練が必要。
実社会の観察が足りなかったが、そこに「なぜ?」を加えた。
・長期投資は短期投資に比べ想像力が求められる。
働いている人たちは何を考えている? 商品は売れていく?
そもそも人間とはどうある?
価値観は人それぞれ、では対象たるものの存在意義は・・・?
経済活動にも感動が生まれる?
心を動かされるという視点で今後色々なものを見ていきたい。
・行動することの大切さ、日々の行動で取捨選択ができる。
正解は一つではなく、皆が正解を持っている。
自分は、子どもはどういった未来で過ごしたいか。
その未来を築く企業はどこか・・・そんな企業を応援するのが長期投資。
行動、観察、例えば長く続くドラえもんを見てみるなど。
良いことは見えづらくても、悪いことはすぐ気づくかもしれない。
自分たちなりの思考を広げていきたい。
塾長コメント
・良い意味で吸収しており、それなりに塾の進捗に満足している。
その満足感を高めるためにも、再度レポートを提出してもらいレベルを上げていく。
レポート次第で今後の出欠の可否を決める。
・塾も三回経って塾生が減ってきている。
実は塾長、副塾長3名で事前に話しあった。
塾生は深く考えているだろうか、真剣に向き合っているだろうか。
これまでアウトプットの場がなかったため、今回はこういう内容とした。
それぞれのコメントを聞いていると、明らかに初回より違いが出てる。
そこから塾生数を絞り込み、塾自体を磨いていきたい。
・発言に評価されたい、表現で勝負したいような感があった。
今回、グループでの発言に切り替えたことで、考えることを楽しんでいる表情があった。
長期投資塾は、考えることを楽しんめる場でもある。
レポートも同様、カッコつけず、自分自身の言葉で楽しんで書いてほしい。